ゴルフのグリップって結局どうやって握るのが正解なの?
自分が正しくグリップを握れているのか分からないにゃ。。
こんなお悩みを解決します!
筆者は6年間ゴルフする中で、ゴルフに関する文献を読みあさって、正しいグリップ方法を研究してきました。
正しいグリップ方法を見直してからは、めきめき上達し70台のスコアを出せるまでに成長することが出来ました!
そのくらい正しいグリップはゴルフの上達に直結すると断言します!
今回は筆者の経験から正しいグリップについて、左手・右手それぞれの握り方を写真付きで解説します。
本記事で正しいグリップを身に着けて、どんどん成長していくゴルファーになりましょう!
左手の握り方
ゴルフのグリップは左手から握ります。(左打ちの場合は逆で考えてください)
左手の握り方は次の5ステップです。
- 肩と腕の力を抜き、脱力した状態で立つ。
- 1の姿勢でやや内側を向いた手の向きを保ちながらクラブを握る。
- 人差し指の第2関節と、小指の下にあるふくれた部分の2か所でひっかけて持つ。
- 3の位置で中指、薬指、小指を握りこむ。
- 親指と人差し指の付け根がくっつくようにして親指をグリップに沿わせる。
順番にご説明します。
左手の握り方1:肩と腕の力を抜き、脱力した状態で立つ。
まずは肩と腕の力を抜き、脱力した状態で立ちます。
すると左手のひらがやや体の内側を向くように垂れ下がると思います。
内側の向き加減は人によって個人差がありますが、このときの手の向きがあなたが自然とグリップできるポジションになります。
左手の握り方2:1の姿勢でやや内側を向いた手の向きを保ちながらクラブを握る。
1で行った脱力した腕の向きのまま、左手でクラブを握ります。
最初は違和感を感じることがあるかもしれませんが、この自然な角度で握るとスイング中に腕を全く意識しなくてもよくなります。
左手の握り方3:人差し指の第2関節と、小指の下にあるふくれた部分の2か所でひっかけて持つ。
左手の握る向きは確認しました。
次は具体的な握り方です。
上の写真のように、左手人差し指と小指の下の膨らんだ部分で引っ掛けるようにしてクラブを持ちます。
このように引っ掛けるように持つことで、スイング中に余計な力を入れなくてもクラブの角度を保つことが出来ます。
左手の握り方4:3の位置で中指、薬指、小指を握りこむ。
次に中指、薬指、小指を握りこみます。
左手で握るときは、中指、薬指、小指の3本の指のみに力を入れます。
親指と人差し指に力を入れると、腕の内側の筋肉が収縮しスイングを乱すためです。
逆に中指、薬指、小指で握ることで腕の外側の筋肉と連動し、スイング中に腕を固定しやすくなります。
左手の握り方5:親指と人差し指の付け根がくっつくようにして親指をグリップに沿わせる。
次に親指と人差し指の付け根がくっつくようにして、親指をグリップに沿わせます。
親指と人差し指の付け根が空いていると、グリップが固定されず不安定になるので注意しましょう。
これで左手の握り方は完成です!
右手の握り方
続いて右手の握り方です!
右手のグリップの仕方は次の5ステップになります。
- 中指と薬指の第2関節を下からグリップに沿わせて握る。
- 右手の小指と左手の人差し指を絡める。(インターロッキングの場合)
- 右手の生命線を左手の親指に沿わせるようにして握る。
- 親指と人差し指の付け根がくっつくようにして親指をグリップに沿わせる。
- 人差し指をピストルの引き金を引くように軽く曲げ、第2関節にグリップを乗せる。
順番に見ていきましょう!
右手の握り方1:中指と薬指の第2関節を下からグリップに沿わせて握る。
まずは中指と薬指の第2関節を下側からグリップに沿わせて握ります。
第2関節で握ると、初めは力を入れづらく感じると思いますがこれが正しいです。
強く握りすぎると手打ちになりやすいので、あえて手に力が入りにくい握り方をします。
よくやってしまいがちな間違いは、指の根元で握ってしまうことです。
指の根元で握ると手に力が入りすぎるためNGとなりますので気をつけましょう。
右手の握り方2:右手の小指と左手の人差し指を絡める。(インターロッキングの場合)
次に右手の小指と左手の人差し指を絡めます。
後で詳しくご説明しますが、この握り方は筆者オススメのインターロッキングという方法です。
自分に合っている握り方に変更しても構いません。
右手の握り方3:右手の生命線を左手の親指に沿わせるようにして握る。
右手の生命線を左手の親指に沿わせるようにして握ります。
こうすることで右手と左手が一体となった感覚で握ることが出来ます。
右手の握り方4:親指と人差し指の付け根がくっつくようにして親指をグリップに沿わせる。
親指と人差し指の付け根がくっつくようにして親指をグリップに沿わせます。
この親指と人差し指の付け根が離れていると、グリップがぐらつきやすくなりスイングが安定しにくくなります。
個人的にここはかなり重要なポイントです!
右手の握り方5:人差し指をピストルの引き金を引くように軽く曲げ、第2関節にグリップを乗せる。
最後に右手人差し指をピストルの引き金を引くように軽く曲げ、第2関節にグリップを乗せて完成です!
続いてグリップの種類をご紹介します!
グリップの種類
グリップの種類は多く分けて以下の3種類あります。
- インターロッキング
- オーバーラッピング
- ベースボールグリップ
その種類は左手人差し指と右手小指の位置関係で決まります!
個人的には右手と左手に一体感を感じやすいインターロッキングがおすすめです。
しかしグリップの感覚は個人差がありますので、試してみて自分がしっくりくるものを選びましょう!
インターロッキング
左手人差し指と右手小指を絡める握り方です。
右手と左手に一体感を感じやすく、方向性が安定しやすいです。
オーバーラッピング
右手小指を左手人差し指と中指の間に乗せる握り方です。
現在最も一般的な握り方と言われ、左手で打つ感覚を出しやすいです。
ベースボールグリップ
右手の小指を左手と絡めたり重ねたりせず、10本の指で握ります。
小指を絡めたりしないので初心者が違和感なく握りやすく、飛距離が出やすいのが特徴です。
実はかなり重要!グリップの力感
グリップを握る力感をグリッププレッシャーと言います。
グリッププレッシャーは全力の3割ほどの力で握り、スイング中は常に一定になるよう心がけましょう!
スイングが安定するかどうかは、グリッププレッシャーにかなり影響されます。
安定したスイングは手や腕の力をほとんど使わず、クラブの遠心力に振られるイメージになります。
振られるスイングを実現するためには、手の力を弱く一定にすることが必要不可欠となります。
おわりに
グリップを正しく握ることは、正しいスイングをするための大前提となります。
スイングが乱れている時、実はグリップの仕方や力感が原因だったということは多々あります。
確実にゴルフを上達するために、今回ご紹介した正しいグリップをしっかりと身につけましょう!
↓ 確実に100切りを目指すかたは、筆者の経験から初心者が100切りを達成するまでのロードマップを10ステップにまとめましたので、ぜひご参考にしてください!
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