
フェアウェイバンカーってどうやって打てばいいの?
その疑問、お答えします!
筆者も以前はバンカーが苦手で、フェアウェイバンカーに入っただけで「もうだめだ!」と気分が落ち込んでいました。
しかし現在ではフェアウェイバンカーの打ち方のポイントを押さえることで、ノーストレスで打つことが出来るようになっております。
今回はそんな筆者の経験から、フェアウェイバンカーから必ず上手く打てるポイントをお伝えします!
本記事を読むことで、フェアウェイバンカーが得意になることが出来るでしょう。
ライを確認する

フェアウェイバンカーから上手く打つポイントの1つ目は、ライ(ボールの置かれている地面の状態)を確認することです。
確認するポイントは1つ、ボールが砂に埋まっているかです。
ボールが少しでも砂に埋まっているとまともに打つことが出来ないためです。
少しでも砂に埋まっていることを確認したら、グリーン周りのバンカーのようにサンドウェッジや58°などのウェッジを使用してボール手前の砂ごと打つ方法でフェアウェイに出すことに集中します。
具体的な打ち方は以下記事をご参照ください。

「ボールが砂の上に乗っている」ことが、フェアウェイバンカーから距離を飛ばすための第1条件になります。
あごの高さを判断する

フェアウェイバンカーから上手く打つポイントの2つ目は、あご(バンカー出口のふち)の高さを判断することです。
あごの高さを判断する理由は、バンカーからは1発で脱出することが最優先だからです。
1発で出すことを優先すればバンカーは1打罰のハザードで済むため、スコアへの影響が最小限になるためです。
具体的にやることは、あごの高さとあごまでの距離を見て確実に1発で出せる番手を選びます。
筆者として大事な考えは以下になります。
- ゴルフバッグくらいの高さのあごに対して、3歩分の距離があれば9番アイアンで超えられる。
- 上記を目安にして、自分が「あごを超えられそう」と思った番手よりも、2番手下げる。
「7番アイアンでぎりぎり超えられそうなあごだ」と思ったら、9番アイアンで打つということです。
グリーンに届かなかったとしても、このように番手を選ぶとスコアが格段に安定します。
ボールをやや右側寄りに置く

フェアウェイバンカーから上手く打つポイントの3つ目は、ボールをやや右側寄りに置くことです。
フェアウェイバンカーからのショットは、バンカーの影響を抑えてなるべく距離を稼ぎたいため、ややトップ気味に打つことが重要だからです。
ボールに対して本来クラブヘッドが当たる位置より、やや上をヒットすることをトップと呼びます。
ややトップしてボールを直接とらえることで、砂に衝撃を吸収されずに距離を稼ぐことが出来ます。
ボールを普段より半個分ほど右に置くと、クラブ軌道の最下点前でボールに当たるため簡単にトップさせることが出来ます。

ややトップをさせることで、フェアウェイバンカーで最も多いミスであるチョロが防げるというわけです。
グリップを1~2cm短く持つ

フェアウェイバンカーから上手く打つポイントの4つ目は、グリップを1~2cm短く持つことです。
グリップを短く持つことで、さらにトップさせやすくなるためです。
少しだけグリップを短く持つとクラブヘッドが描く軌道が小さくなり、安定してボールにミートしやすくなります。
筆者も「距離が多少落ちてもいいから、確実にボールに当てたい!」というケースでは、グリップを少しだけ短く持つことが非常に効果があると実感しています。
ボールに直接当てる精度が求められるフェアウェイバンカーショットにおいて、グリップを少し短くもつことはかなり有効であると言えるでしょう。
上半身の回転中心でコンパクトに振る

フェアウェイバンカーから上手く打つポイントの5つ目は、上半身の回転中心でコンパクトに振ることです。
上半身の回転中心とする理由は、バンカーの砂に足を取られてスイングが乱れやすくなるからです。
下半身を使おうとしてフェアウェイで打つときのように体重移動をすると、砂地で足場が安定せずにバランスが崩れてミスを誘発してしまいます。
アドレスする際には足を砂に少しめり込ませるように固定して、上半身の回転だけでコンパクトに振るとボールにミートしやすくなります。

胸を右方向に向けるようにバックスイングして、胸を左方向に向けるようにスイングすると上半身の回転だけで振れます。
まとめ
今回はフェアウェイバンカーから上手く打てる方法をご紹介しました。
ポイントは以下5点です。
- ライを確認する → ボールが少しでも砂に埋まっていれば、サンドウェッジで砂ごと打つ方法によりフェアウェイに出すことだけに集中する。
- あごの高さを判断する → 「超えられそう!」と思う番手よりも2番手下げる
- ボールをやや右側寄りに置く
- グリップを1~2cm短く持つ
- 上半身の回転中心でコンパクトに振る
上記の5つのポイントを確実に抑えておけば、フェアウェイバンカーによるスコアの影響は限りなく抑えられるでしょう。
今回ご紹介したポイントを実践することで、「フェアウェイバンカーに入っても大丈夫!」という自信がつくこと間違いなしです!
ただし1点注意があります!
フェアウェイバンカーで安定して打てるためには、当たり前ですが基本が固まっていることが大前提になります。
基本を固めてスコア100切りを安定させるために、以下記事をご参照ください。
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