
ゴルフを上達したいんだけど、いい練習方法はないかな?

打ちっぱなしで効果の高い練習をしたい!
そのお悩み、解決いたします!
筆者もゴルフを始めたころは、打ちっぱなしでやみくもにボールを打つ練習をしていました。
しかし10年研究と実践を重ねた結果、ただボールを連続して打つだけではいつまでも上手くならないことがわかりました。
筆者はある効果の高い練習方法を始めてからめきめきと上達し、70台のスコアも出せるようになっております。
今回はそんな筆者の実体験から、ゴルフの上達に極めて効果の高い練習方法7選をご紹介します。
本記事の練習方法を実践することで、打ちっぱなしに行くたびにゴルフのレベルを確実に上げることが出来るでしょう。
打ちっぱなしでの練習方法1:片手打ち

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法1つ目は、片手打ちです。
手順としては以下の通りです。
- 左手だけでクラブを握る
- 体の回転だけでボールを打つ
- 腰から腰の小さい振り幅から始めて、だんだん振り幅を大きくしていく
- 右手でも同様に行う
片手打ちを行うと、体の回転だけでクラブを振る感覚が身に付きます。
クラブを支えるのに片手だけでは重すぎるため、自然と体の回転で振れるようになるためです。
筆者も片手打ちでボールに当たるようになってからは、両手でショットするのが簡単な感覚になりました。

片手打ちにをすると手打ちの悪いクセがなくなり、ショットが安定するようになります
打ちっぱなしでの練習方法2:コンパクトショット

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法2つ目は、コンパクトショットです。
手順は以下の通りです。
- 時計でいう3時~9時くらいの振り幅で打つ練習をする(ハーフショット)
- 2時~10時くらいの振り幅ので打つ練習をする(スリークォーターショット)
コンパクトショットで打つ練習をすると、ボールへのミート率(フェースの芯への当たりやすさ)が上がります。
ゴルフのショットはインパクト前後の軌道が最も重要なため、まずは小さい振り幅でボールに当たる軌道を体に覚えさせることが非常に効果的です。
筆者も初心者の頃にコンパクトショットを打ち始めてから、フルスイングでもボールに当たるようになった実感があります。
フルスイングでのショットばかり練習するよりも、まずはコンパクトショットから地道に積み重ねることが上達の近道です。

コンパクトショットはライン出しとも呼ばれ、方向性の高いショットが打てるのでそのままコースでも大活躍します。以下記事にライン出しの有効性をご紹介しております!
打ちっぱなしでの練習方法3:ターゲットを決めてねらう

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法3つ目は、ターゲットを決めてねらうことです。
手順は以下の通りです。
- 練習する番手で届く距離付近にあるターゲットを決める
- ターゲットの半径3m以内にボールが到着する目標で打つ
※練習マットの延長線上ではなく、斜め前方向にターゲットを設定することがポイント
ターゲットを決める練習をすると、アライメント(方向あわせ)が上達します。
打ちっぱなしではマットに沿って真っすぐ打つ練習をしてしまいがちですが、コースではマットはありませんのでねらった方向に打てなくなってしまいます。
コースで「なぜかねらった方向に飛ばない」というとき、目標に対して正しくアドレス出来ていないことがほとんどです。
そのくらい正しく構えることは難しいので、打ちっぱなしで練習するようにしましょう。

目標に対する正しいアドレスの仕方は、以下記事でご紹介しております!
打ちっぱなしでの練習方法4:スイングを撮影しながらチェック

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法4つ目は、スイングを撮影しながらチェックすることです。
手順は以下の通りです。
スマホなどで自分のスイングを後方から撮影する。
たとえば以下のような点をチェックするのがオススメ。
- リズムよく打てているか
- 頭の位置はスイング中に前後や上下に動いていないか
- トップの位置が乱れていないか
スイングを撮影してチェックすると、ただボールを打っているだけでは分からない自分のスイングの欠点に気づけます。
ゴルフのスイングでは自分の感覚で気を付けていることでも、撮影して客観的に見ると出来ていないことが多々あるからです。
筆者も「頭を固定して打つぞ!」と意識していたのに、スイングを撮影してみると思いっきり頭が動いて衝撃を受けたことがありました。

スイングを本気で良くしたいなら、撮影してチェック→直したいポイントを意識してスイング→撮影してチェック…の地道な繰り返しが必要不可欠です!
スイングの撮影は以下のようなスマホスタンドを使用すると便利です!
打ちっぱなしでの練習方法5:傾斜地を想定した練習

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法5つ目は、傾斜地を想定した練習です。
手順としては実際に4種類の傾斜地で打つイメージして、以下のようにボールを打ちます。
- 前足上がり:高くあげたティーにボールを乗せて打つ
- 前足下がり:スタンスをかなり大きく広げて、腰を落として打つ
- 左足上がり:ボール位置をボール1個分右において、右足に体重を7~8割乗せた状態で打つ
- 左足下がり:ボール位置をボール1個分左において、左足に体重を7~8割乗せた状態で打つ
ゴルフ場では平坦なところから打つことはほとんどありませんので、傾斜地でバランスの悪い状態で打つ練習をすることがゴルフ上達には不可欠です。
「打ちっぱなしでは上手く行くのにゴルフ場ではなぜか打てない」現象が起きるのは、傾斜地で打つ練習をしていないためと言っても過言ではないです。
筆者も傾斜地で打つ練習を始めてからは、ゴルフ場で謎のミスショットが起きることが減ったと実感しております。

打ちっぱなしでは実際に傾斜地はありませんので、上記方法で傾斜地で打つときの体の使い方を行いながらボールを捉える練習をしましょう!
傾斜地での具体的な打ち方は、以下記事をご参照ください。
打ちっぱなしでの練習方法6:左右に曲げる練習

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法6つ目は、左右に曲げる練習です。
手順としては以下のように、2種類の球筋を意図して打ってみます。
- スライス:右足を足の半分ほど前に出して、スタンスなりに右斜め前から左後ろの軌道で振るイメージで打つ。ボールが左から右に曲がればOK。
- フック:右足を足の半分ほど後ろに出して、スタンスなりに右斜め後ろから左前の軌道で振るイメージで打つ。ボールが右から左に曲がればOK。
ボールを左右に曲げる練習をすると、真っすぐ打つのも上手くなります。
スライスやフックを打つ感覚を覚えることで、ボールをコントロール出来るようになってくるからです。
強いスライスやフックが出始めたときにどうしようもなくなる経験があると思いますが、左右に曲げる練習をしているとすぐに修正できるようになります。

「初心者だからまだいいや」ではなく、初心者こそ曲げる練習をしましょう!
やってみるとわかりますが、ボールをコントロール出来る感覚を実感できるようになりますよ。
打ちっぱなしでの練習方法7:1球ごとに番手を変えながら打つ

効果の高い打ちっぱなしでの練習方法7つ目は、1球ごとに番手を変えながら打つことです。
手順は以下の通りです。
- 初めにティーショットをイメージしてドライバーやウッドを打つ。
- セカンドショットをイメージしてアイアンを打つ。
- グリーン周りのアプローチをイメージしてウェッジを打つ。
※ミスショットをしても1球ずつでクラブを変えて打つようにする。
同じクラブで連続して打つ練習しかしていないと、本番のコースで思わぬミスショットが起きやすくなります。
ご存じの通りコースでは同じクラブを連続して打つことがほとんどないですが、長さや重さが異なるクラブを順々に打っていくことは思っているよりも難しいためです。
クラブの番手によって遠心力やアドレスの前傾角度、ボール位置など変わる点が多いため、全く同じ感覚で打つとミスショットが出やすくなります。
打ちっぱなしではほとんど失敗しない50ヤードのアプローチが、本番でミスを連発するのもこの影響が大きいです。

ゴルフほど多様な道具を扱うスポーツはありません。
1球ずつ種類の違うクラブを打つ練習は必ず行いましょう!
まとめ
今回はゴルフの打ちっぱなしで出来る、効果の高い練習方法7選をご紹介しました。
実践して頂きたい練習は以下の通りです。
- 片手打ち
- コンパクトショット
- ターゲットを決めてねらう
- スイングを撮影しながらチェック
- 傾斜地を想定した練習
- 左右に曲げる練習
- 1球ごとに番手を変えながら打つ
上記の練習を週1~2回必ず行うだけでも、1年ほどで100切り出来るレベルには到達しますよ!
ただし!そのためには前提条件があります。
それは基本を抑えていることです。
以下記事を読めば、100切りするための基本がすべてわかりますのでご参照ください!
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