
ゴルフのボール位置ってどうやって決めればいいの?

クラブ別でボール位置の正解を知りたいにゃ!
その疑問、解決いたします!
筆者は10年間ゴルフをしており、たくさんのゴルフデビューする方々の指導もしてきました。
その中で教えると劇的にショットが良くなるポイントが、「正しいボール位置にすること」でした。
今回はそんな筆者の経験から、ショットが自然に当たるようになる正しいボール位置の決め方をお伝えします。
本記事でボール位置を見直すことで、ショットが見違えるように改善するでしょう!
体の中心~左わきの間にボールを置く

まずすべての番手で共通のポイントは、体の中心~左わきの間にボールを置くことです。
体の中心より右と、左わきより左には絶対に置いてはいけません。
理由は以下の通りです。
- NG① 体の中心より右に置く…球が上がらないため、すくい打ちになる。ショートアイアンでは逆に球が上がりすぎて番手ごとの距離が変わらなくなる。
- NG② 左わきより左に置く…球を擦ってスライスしやすい。またはそれを避けて体を突っ込んでスイングが乱れる。
理想のボール位置とは正しいスイングをしたら自然に当たる位置のことですが、そのための大前提として体の中心~左わきの間にボールを置けているか確認しましょう。
番手ごとのボール位置の目安

番手ごとのボール位置の目安ですが、まずは以下の基準を頭に入れておいてください。
- ドライバーは左わきの前で固定。
- 長いクラブほど左寄りに置く。
理由としては、以下の通りです。
- ドライバー、ウッド、ユーティリティ…ややアッパー軌道で打ちたいため、スイング軌道の最下点となる体の中心を過ぎたやや左よりに置く。
- ロング~ミドルアイアン…ダウンブローで打つため最下点で打ちたいが、クラブが長い影響でフェースが返りにくいため中心よりやや左寄りに置く。
- ショートアイアン~ウェッジ…ダウンブローで打つために最下点となる体の中心に置く。
これを踏まえて各番手のボール位置の目安は、以下の通りです。
- 1W…左わき前
- 3W~7W(UTも含む)…左胸前付近
- 5I~7I…体の中心よりボール1個~半個ぶん左寄り
- 8I~SW…体の中心
まずは上記の目安にボールを置いて打ってみることから始めると良いでしょう。
微調整の方法

各番手で目安の位置がわかったら、あとは実際に打ってみて微調整します。
微調整の方法はいたってシンプルで以下の通りです。
- 球が右に出る…ボール位置を左に調整する。
- 球が左に出る…ボール位置を右に調整する。
※何度も打って傾向を確認してから、ボール半個~4分の1個ほどの微調整をするようにしてください。
理由としては、フェースがスクエア(飛球線方向に対して平行)に当たっていないからです。
球が右に出るということは、フェースが返る前の右を向いた状態で当たっていますし、左に出る場合はフェースが返りきっている状態で当たっているためです。

ただし、ドライバーの左わき前、ショートアイアン~ウェッジの体の中心は変えない方がいいです。これらで方向性が悪いなら、スイングを見直すべきでしょう。
方向性を良くするスイングの改善方法は、以下記事をご参照ください!
まとめ
今回は、ゴルフの正しいボール位置の決め方を解説致しました。
- 左わき前~体の中心以外には置かない。
- ドライバーは左わき前、ショートアイアン~ウェッジは体の中心固定とする。
- ウッド、ユーティリティ、アイアンは左わき~体の中心の範囲内で、長いクラブほど左寄りに置く。
- ボール位置を決めて打ってみて、右に飛ぶならやや左、左に飛ぶならやや右に微調整する。
上記手順でボール位置を決めることで、自然に振ったら当たる感覚を実感することが出来るでしょう。
今回ボール位置でショットが改善するという話をしましたが、ゴルフにはそのようなショットが劇的に改善するポイントがいくつかあります。
そしてショットが劇的に改善するポイントは、基本の中に詰まっております。
以下記事を読むと、ショット改善のポイントを逃すことなく取り入れることが出来ますのでご参照ください!



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