こんにちは。ふみおです。
前回の記事でピン型パターのメリット、デメリットをお伝えしました。
ピン型パターを使いこなせるとやはりかっこいいなと思いますよね。
とくにマレット型パターからピン型に移行したばかりの人は、ピン型パターって難しい!と思ってしまうことはないでしょうか?
それもそのはずで、ピン型パターとマレット型パターは打ち方が異なります。
マレット型パターと同じ気持ちでピン型を打っていると、なぜかまっすぐ行かなかったりボールの芯をとらえられなくなってしまうのです。
ピン型パターは打ち方にコツがあって、私も勉強しながら試行錯誤して正しい打ち方が分かってきてからは、距離感も合うし、ショートパットもガンガン入るようになりました。
今回はピン型パター愛用歴6年の筆者が自身の経験を踏まえて、打ち方のコツを共有したいと思います。
ピン型パターの打ち方1:グリップは両手のひらではさむように持つ
1点目はグリップについてです。
ピン型パターのグリップは両手のひらではさむようなイメージでもつことをおすすめします。
順番にやり方をご説明します。
まず、左手を手首の中心から中指にかけての、手のひらに対してまっすぐ平行にグリップをあてがいます。
次に右手も同じように、手首から中指にかけて縦にまっすぐの方向でグリップをはさみます。
手のひらに平行にはさんでいる感覚のまま握りこんでいきます。
右利きの場合は右手が下、左手が上で、右手の小指の上に左手の人差し指が重なるようにする逆オーバーラッピングの形にすることをおすすめします。
これでピン型パターのグリップは完成です!
ピン型パターのグリップ
- 両手を手首中心から中指にかけての、手のひらにまっすぐ平行のむきでグリップをはさむ
- そのまま握りこむ
- 右手が下、左手が上で、右手小指の上に左手人差し指が重なる逆オーバーラッピングの形をとる
ピン型パターの打ち方2:手はプレッシャーを受けやすいため固定しておく
ピン型パターのグリップは両手のひらではさむイメージを持つといいとお話ししました。
両手のひらではさむイメージを持つと何がいいかというと、手の感覚を上手く消すことが出来るからです。
つまりパターを打つ際は、グリップを両手ではさむイメージで持ったら、そのまま体の前で固定して全く手を動かさないことが肝心です。
手には人の神経の8割が通っていると言われ、手を動かしてパターを打ってしまうと動きが複雑になり、再現性のあるストロークが出来ないからです。
特にプレッシャーのかかるショートパットほど両手は固定して、体の回転だけで打つようにすることが大切です。
- 手には人の神経の8割が通っており、手で打つと複雑な動きになりミスが起こる
- 両手ではさむイメージのグリップで、手は体の前に固定し動かさない!
- プレッシャーのかかるショートパットほど、体の動きだけで打つようにする。
ピン型パターの打ち方3:両腕を軽く曲げ、みぞおちを動かして打つ
グリップの次は、具体的な打ち方に移ります。
まずスタンスは握りこぶし2つ分くらいの狭くとります。
グリップしたまま、両腕を軽く曲げます。
パターのフェースの下面がヘッドからトウまで地面と平行になるような角度になるよう、軽く前傾して構えます。
ボールを左目の真下におきます。
ボールを左目で見たまま、みぞおちを右から左へ回転させるようにしてボールを打ちます。
みぞおちの回転だけでボールを打つことが大事なところです!
ピン型パターの打ち方
- スタンスは握りこぶし2つ分くらいで立つ
- 両腕は軽く曲げる
- 軽く前傾してフェースを地面に沿わせる
- ボールを左目の真下に置く
- みぞおちを右に向けてから左に向ける動きだけでボールを打つ
ピン型パターの打ち方4:必ずフィニッシュを決めるようにする
最後に大切なポイントは、打った後に必ずフィニッシュを決めることです!
ショットの時にフィニッシュを決めることを意識している方は多いと思いますが、パターも同様に意識することが大切です。
フィニッシュを決める意識を持つことで、軌道が安定してボールの芯をとらえやすくなるからです。
私自身このフィニッシュを決める意識でパターをし始めてから、ボールの芯を毎回とらえられるようになり、距離感も安定してくるようになりました。
大事なことはフィニッシュでパターをピタッと止めることです。
なかなか意識しないと難しいと思いますので、最初のほうは集中してパターを止めるぞ!と意気込んで練習するとよいでしょう。
- パターでもフィニッシュをピタッと止めることで軌道が安定し、ボールの芯をとらえられるようになる!
- ボールの芯がとらえられるようになると、距離感も安定する!
おわりに
いかがだったでしょうか?
私がピン型パターを使いこなすために、実際に練習して効果的だったポイントをご紹介させていただきました。
パターのような地味だけれど正確性が必要になる動きほど、基本を押さえて正確に動作できるようにしていくことが肝心だと思います。
なかなかパターを真剣に考えるのは地味ですが、ゴルファー仲間にスコアで差をつけたい!と思ったときはパターの基本を徹底的に練習するのが一番の近道になると個人的には思います。
ベストスコア目指してがんばりましょう!
本気でパターを上達させたいなら、パターマットを使った練習は必須です!
パターマットの種類で上達するかが大きく変わりますので以下記事をご参考にしてください。
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