こんにちは。ふみおです。
打ちっぱなしってどんな練習をすればいいの?
ゴルフを効率的に上達できる練習方法ってあるの?
こんなお悩みを解決します!
実は打ちっぱなしでの練習には、欠かしてはいけないポイントがあります!
筆者は6年間ゴルフを続けてきましたが、全く上達しない低迷期に陥ったことがありました。
そこである1つのポイントを意識して練習方法を工夫したところ、ウソのように上達し始め、70台のスコアまで出せるようになりました。
本記事はそんな筆者の経験から、ゴルフを効率的に上達させる打ちっぱなしでの練習方法をご紹介します!
読み終えると、スランプから脱してベストスコアをどんどん伸ばせるようになるでしょう。
打ちっぱなしではコースを意識した練習をする!
打ちっぱなしでの練習で1番大切なことは、コースを意識した練習をすることです!
なかなかスコアが伸びないゴルファーがで陥りやすいのが、打ちっぱなしでしか活かせない練習をしてしまうことだからです。
100切り近いゴルファーでも、平均的に打ちっぱなしでは3球に1球はナイスショットが出るでしょう。
しかし残りの2球で左右のネットに当たるような球を打つと、コースではOBとなり2打ずつスコアが下がってしまうのです。
ゴルフはミスのスポーツと言われるほどに、ミスをどれだけ抑えられるかが肝心です。
打ちっぱなしではミスのほうに着目して、「コース上で同じミスをした場合に致命的なミスになっていないか」を確認し減らしていくことが大事になります。
コースを意識した打ちっぱなしでの練習で、筆者が実践して絶大な効果があった練習方法は4つあります。
- ターゲットを正確にねらう意識を持つ
- ルーティンをして1球1球を大切に集中して打つ
- ハーフショットやスリークォーターショットも打てるようにしておく
- コースを想定して1球ごとにクラブを変える練習をする
練習方法1:ターゲットを正確にねらう意識を持つ
打ちっぱなしで大事な練習方法の1つ目は、ターゲットを正確にねらう意識を持つことです。
コースでは常に狭いターゲットをねらうことが要求されます。
ドライバーならフェアウェイ、アイアンやウェッジならグリーンに乗せることがスコアUPにつながるでしょう。
しかし打ちっぱなしでは多くのゴルファーは目標意識を持っておらず、ボールにきれいに当たればOKになってしまいがちです。
打ちっぱなしで目標をねらう練習をしていないのに、本番でねらえるはずがありません。
ターゲットをねらう練習って、具体的にはどんな練習をすればいいの?
具体的な練習方法は打ちっぱなしの中で目印を決め、そこに向かって打つだけです。
例を挙げると、筆者は以下のように目標を決めて練習しています。
- ドライバーは、200ヤード先のネットの支柱と支柱の間の20ヤード幅に入れるように打つ
- 7番アイアンは、150ヤード先に立てられた旗の半径10ヤードに入れるように打つ
このとき10球打って何球入るかなど、数えながら練習するとよいでしょう。
筆者の場合は以下のように、打った球を〇、△、×で評価しています。
- 〇:ねらった範囲内に打つことが出来た
- △:ねらった範囲からは外れたが、OBにはならない程度
- ×:コースではOBになるボール
大切なことは×判定の致命的なミスがおきないように、緊張感をもって集中して打つことです。
打ちっぱなしで緊張感をもって打っていると、コースで緊張しにくくなります!
練習方法2:ルーティンをして1球1球を大切に集中して打つ
打ちっぱなしで練習方法の2つ目は、ルーティンをして1球1球を大切に集中して打つことです。
ショットを打つ際にルーティンは決まっているでしょうか?
ルーティンとはショットを打つ前にする予備動作のことで、野球のイチロー選手のバッティング前のバットを回す動きを思い出すと分かりやすいでしょう。
ゴルフでいうとショットの前に、1回素振りをするとか足踏みをするなどです。
ルーティンをする理由は、ショット前に毎回決まった動作を繰り返すことで、気持ちが安定して一定のスイングをしやすくなる効果があるからです。
ルーティンを決めることが大事なのはわかったけど、打ちっぱなしでもやらないといけないの?
多くのゴルファーは打ちっぱなしではルーティンをせず、連続でバンバン打っていきます。
しかし打ちっぱなしでルーティンを行わないと効果が薄れてしまいます。
ルーティンは「ショット前に毎回行う」ことで緊張感が和らぐので、普段の練習で行っていないと本番でもあまり効果はありません。
ルーティンをすると時間はかかってしまいますが、筆者は打ちっぱなしでも1球1球ルーティンを行ってから打つことをオススメします。
繰り返しになってしまいますが、打ちっぱなしで緊張感を持ったショットを練習することが、本番で緊張せずに打てる秘訣なのです。
やみくもに100球打つ練習よりも、30球ルーティンをして集中して打つ練習のほうが間違いなく効果は高いです!
ルーティンの具体的な方法は以下記事にまとめていますのでご参照ください!
練習方法3:ハーフショットやスリークォーターショットも打てるようにしておく
打ちっぱなしでの練習方法の3つ目は、ハーフショットやスリークォーターショットを打てるようにすることです。
ハーフショットやスリークォーターショットとは、全力のフルショットよりも振り幅を抑えたショットのことです。
具体的には以下のようになります。
- ハーフショット:バックスイングからフォローまでの手の振り幅を時計盤の3時~9時の振り幅にする
- スリークォーターショット:同じく手のふり幅を2時~10時の振り幅にする
ではハーフショットやスリークォーターショットをなぜ練習する必要があるのでしょうか?
筆者が考えるその理由は以下3点です。
- インパクトゾーンのスイングが安定し、ミート率(ボールの芯をとらえている度合い)が向上する
- 距離を抑えて方向性重視のショットが打てるようになる
- 体が安定しない傾斜地のショットで使える
順番にご説明します。
インパクトゾーンのスイングが安定し、ミート率が向上する
ハーフショットやスリークォーターショットを練習するとミート率が向上します。
スイング中のボールに当たる前後の、腰から腰の振り幅の軌道をインパクトゾーンと呼びます。
このインパクトゾーンがその名の通り、ボールにインパクトする軌道のため最も重要になります。
逆に言うとこのインパクトゾーンさえ安定していれば、どれだけ振ってもボールにきれいに当てることが出来ます。
ハーフショットの小さい振り幅で打つ練習をすると、インパクトゾーンを安定させることが出来るようになります。
距離を抑えて方向性重視のショットが打てるようになる
特に上達しにくい初心者ゴルファーのかたは、常にフルショットしか練習していないことが多いです。
上手に回っているゴルファーは、実はラウンド中フルショットを打つ回数はそこまで多くないです。
フルショットでは少し飛びすぎてしまうけど、番手を下げると距離が足りない。。。
このような状況はわりと多く、ハーフショットやスリークォーターショットを使うとラクラクにグリーンに乗せることが出来るようになります。
ハーフショットではほとんど飛ばないんじゃないの?
こう思われるかもしれませんが、そんなこともありません。
やってみると分かりますが、きちんとマスターするとハーフやスリークォーターショットでもフルショットとそこまで変わらない距離感が出ます。
7番アイアンで150ヤード飛ばす人でしたら、
- ハーフショット:140ヤード
- スリークォーターショット:145ヤード
くらいの距離感は出るでしょう。
そのうえで方向性は抜群に安定しますので、コースではかなり使えるショットになります。
体が安定しない傾斜地のショットで使える
また傾斜地でも常にフルショットというかたもいらっしゃいますが、基本的に傾斜地は体が安定せずフルショットは成功しにくいです。
ハーフショットやフルショットを選択すると、傾斜地でのショットを簡単に打つことが出来ます。
ラウンド中のショットのほとんどは傾斜地ですので、傾斜の練習は必須です。
傾斜地の打ち方や練習方法の記事もまとめていますので、ご参照ください。
練習方法4:コースを想定して1球ごとにクラブを変える練習をする
打ちっぱなしでの練習方法の4つ目は、コースを想定して1球ごとにクラブを変える練習をすることです。
具体的には1球目ドライバーを打ったら、2球目を7番アイアン、3球目は52°のウェッジ、、というようにコース本番のように順番に打っていきます。
打ちっぱなしでは、同じクラブで連続して打つ練習ばかりしてしまいがちですが、コースでは同じクラブを連続で打つ機会はほとんどありません。
そしてドライバーなどの長いクラブを打った直後に、ウェッジなどの短いクラブを打つと、感覚が大きく違うためにミスが起こりやすくなります。
打ちっぱなしで練習する目的は、あくまでもコースで上手く打てるようになることですので、打ちっぱなしでクラブを順番に打つ感覚に慣れておきましょう。
次に回るコースのレイアウトを見て残りヤードを計算しながら、打つクラブを変えていく練習も効果的で楽しいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
打ちっぱなしでの練習はやみくもにやっていても上達しません。
以下4つの方法を試すと抜群の効果があります。
- ターゲットを正確にねらう意識を持つ
- ルーティンをして1球1球を大切に集中して打つ
- ハーフショットやスリークォーターショットも打てるようにしておく
- コースを想定して1球ごとにクラブを変える練習をする
実際に筆者は毎回の練習にこの4つの方法を取り入れるようになってから、90台、80台とどんどんスコアが出せるようになりました!
ぜひ次回打ちっぱなしに行く際に試してみてください!
↓ 確実に100切りを目指すかたは、筆者の経験から初心者が100切りを達成するまでのロードマップを10ステップにまとめましたので、ぜひご参考にしてください!
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