ゴルフのショットを思った方向に飛ばせないのはなぜ?!
ショットを打つとなぜか右にばかりいってしまうのはどうしてにゃ?
そんなお悩みを解決します!
筆者は会社員で忙しいながらも、ゴルフ6年目にして70台のスコアを出せるようになりました。
そんな筆者の経験から、ゴルフの上達には正しいアライメント(方向取り)を学ぶのが最重要だと実感しました。
本記事では筆者の研究・練習してきた経験から、確実に狙った方向に打ち出せるアライメントの手順をお伝えします。
読み終えて実践することでショットの精度が格段に上がり、次のラウンドでスコアアップ出来ることでしょう。
なぜねらった方向に飛ばないのか?
ゴルフでショットがねらった方向に飛ばない最大の原因は、目標に対して正しく構えられていないことです。
では、なぜ正しく構えられないのでしょうか?
その理由は大きく以下2点が挙げられます。
- 目標方向に対して正しく構えると、左を向いているように感じてしまう。
- 練習場でマットに沿った方向へ打つ練習しかしていない。
順番にご説明します。
理由1:正しく構えると、左を向いているように感じてしまう
そもそも正しい構えとは、目標方向のラインに対して平行にスタンスを取ることです。
しかし実はそのように正しく構えると、左を向いているように感じてしまいます。
これは遠近法などによる目の錯覚から、どうしても起きてしまうそうです。
特に慣れない初心者のかたは、左に向いている感覚から少しずつ右に向くよう無意識に修正してしまいます。
そのため、ねらった方向よりも右に打ち出しやすいというわけです。
錯覚に惑わされないアライメントの手順は後ほど詳しく解説します!
理由2:練習場でマットに沿った方向へ打つ練習しかしていない
理由の2つ目は、練習場でマットに平行な方向へ打つ練習しかしていないことです。
ゴルフ初心者のかたは、練習をするときボールに上手く当たるかだけを意識して、ひたすらに真っすぐ打ち出しがちです。
そのためコースでは正しい方向に構える感覚が出来ていないので、ねらった方向へ打ち出せないわけです。
正しいアライメントの感覚を磨くには、「打席からななめ方向の旗をねらう」など様々な方向の目標に対して打ち出す練習をするとよいでしょう。
確実にねらった方向に打てるアライメントの手順は?
では、目の錯覚に惑わされずに正しく構えるにはどうすればいいのでしょうか。
確実にねらった方向に打てるアライメントの手順は以下の通りです。
- ボールの後方から目標方向を見て、ボールからターゲットへのラインを確認する。
- ライン上のボールの前後に、目じるし(スパット)を見つける。
- スパットを見ながら、ラインに対してスタンスを平行にしてアドレスを取る。
以下、順番に画像を交えて解説します。
1.ボールの後方から目標方向を見て、ボールからターゲットへのラインを確認する
まずはボールの後方から目標方向を見て、ターゲットまでのラインを確認します。
真後ろから両目を使って見ることで、目の錯覚が起きずに正確なラインを確認できます。
下の写真のように、ねらいたい方向への直線のラインをイメージしておきましょう。
2.ライン上のボールの前後に、目じるし(スパット)を見つける
次に1でイメージしたライン上で、ボールの前後に目じるしを見つけます。
目じるしはボールの前後1~2mくらいで、石でも芝の禿げでも何でも構いません。
ちなみにこの目じるしを「スパット」と言います。
3.スパットを見ながら、ラインに対してスタンスを平行にしてアドレスを取る
2で見つけたスパットを参考に、目標ラインに対してスタンスを平行にしてアドレスします。
目標ラインの直線に対して、右足つま先から左足つま先を結んだ直線が平行であればOKです!
ティーショットで方向を合わせる裏技
ティショットとパターでのみ使える方向性を合わせる技があります。
それはゴルフボールのラインマーカーを使用する方法です。
あらかじめボールに直線を書いておき、ターゲット方向へ合わせます。
その直線に対して平行に構えて、フェース面をまっすぐ合わればOKです。
ルール上も問題なく、松山英樹などのトッププロも行っていますのでぜひ試してみてください!
以下がボールのラインマーカーです。
ボールにはめて、サインペンでなぞって直線を書くだけです!
まとめ
今回はゴルフの正しい方向の合わせ方について解説しました。
コースで方向が合わない原因は以下2点でした。
正しい方向の合わせ方は以下ステップでした。
ゴルフはターゲットスポーツのため、方向性の正確さは非常に重要です。
今回の内容を実践して頂ければ、どんどんスコアアップにつながることでしょう。
「ゴルフを始めてから1年以内に100を切りたい!」という思いのあるかたは、100切りできるまでの全ステップをまとめましたのでぜひ参考にしてください。
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