こんにちは。ふみおです。
ゴルフのアドレスの構え方って色々意識するところがあるみたいだけど、結局どうすればいいの?
この記事では、そんな悩みを解決します!
筆者は6年間ゴルフを続けてきて、特にアドレスの構え方を書籍や上手い人に聞いて研究し続けてきました。
会社員として忙しい毎日を過ごしながらも、筆者が安定して80~90台でラウンドできるようになったのは、ずばり正しいアドレスが取れるようになったからです!
本記事では、筆者がたどり着いた「これを抑えておけば正しいアドレスが取れる」というポイントをレクチャーします。
この記事を読めば初心者がゼロから始めても、ゴルフの基本である正しいアドレスを取れるようになるでしょう。
ゴルフでアドレスは最も重要!
アドレスとはゴルフのショットを打つ前の構えのことをいいますが、ゴルフのショットの良し悪しはほとんどアドレスで決まると言っても過言ではありません。
理由は以下2点です。
- 正しいアドレスを取れていないと、正しいスイング軌道に体を回すことが出来ない。
- ボールを打つ瞬間のインパクトの姿勢は、アドレスの姿勢に左右される。
つまりアドレスが悪いと、スイング軌道もボールへのインパクトも乱れてしまうわけですからボールを上手く打てるはずがありません!
そのためゴルフスイングを見直すときは、まずアドレスが正しく出来ているかチェックすることが最重要というわけですね。
ゴルフアドレスの基本 ポイント8点
それでは早速アドレスの基本的な取り方を解説していきます。
ポイントは以下8点ありますので、1つずつ丁寧にチェックしていきましょう。
アドレスの基本1:スタンス幅を肩幅×0.8~1.2倍にする
1つ目のアドレスのポイントはスタンス幅についてです。
スタンス幅とは開く足の幅のことを指します。
本記事でいうスタンス幅は左足の真ん中から右足の真ん中で表しています。
スタンス幅は長いクラブほど広く、短いクラブほど狭くしてください。
具体的には以下の通りです。
- ドライバー:肩幅×1.2倍くらい
- 7番アイアン:肩幅くらい(基準のスタンス幅になります)
- ウェッジ:肩幅×0.8倍くらい
基本的にはスタンス幅が広すぎると、スイング中に体重移動で体の軸が左右にぶれやすくショットが乱れます。
筆者の肌感では、筆者を含むアマチュアゴルファーはスタンスを広くしすぎる傾向があると思いますので注意しましょう。
ただしドライバーなどの長いクラブは、スタンスを狭くしすぎると遠心力が強く働くので体がもっていかれてしまいスイングが乱れてしまいます。
クラブごとに適切なスタンス幅を決めておくことが重要です。
アドレスの基本2:骨盤から前傾する
アドレスのポイントの2つ目は、アドレスで前傾する際に「骨盤から前傾すること」が大事になります。
どういうことかと言うと、上の写真のように股関節から折れて骨盤が傾いた状態にすることが大事です。
以下はよくある間違いなので注意しましょう!
- NGな前傾姿勢1:背骨を曲げて構える
- NGな前傾姿勢2:突っ立ったまま肩を丸めて構える
スイング中に正しく体を回すためには骨盤を45°ほど旋回させる必要があります。
骨盤を旋回させるためには、骨盤から前傾することが必須なのです。
先ほどの例のように骨盤が起きたまま背骨を曲げて構えた場合、骨盤を回転させることが出来ずひざで体を回すことになります。
すると前傾角度に沿ってクラブが上がっていくことが出来ず、スイングが安定しない原因となります。
では骨盤から前傾するにはどうすればいいのでしょうか?
骨盤から前傾する方法は以下の通りです。
- 下の写真のように、直立した状態で左右の骨盤に両手親指を上からあてがいます。
- そのまま親指で骨盤を真下に押し込むようにしながら、ひざを曲げ前傾します。
ポイントは骨盤を真下に押し込むことになります。
骨盤を真下に押しながら前傾することで、骨盤が自然と前傾した状態にすることができます。
逆に真下に力を加えないと、NGな構えである猫背の姿勢や、ひざが前に出すぎる姿勢になってしまいます。
骨盤の前傾は今回のポイントの中でも1番大事ですのでよく注意するようにしましょう!
アドレスの基本3:背すじを自然に伸ばす
アドレスの3つ目のポイントは背筋を自然に伸ばすことです。
背筋が伸びていないと、先ほどの骨盤の例と同様に前傾角度に沿ってクラブが上がることが出来ません。
写真のように背筋がまっすぐ伸びている状態になるように腹筋と背筋に力を入れて構えます。
背中が丸まったり猫背になってしまうのはNGです。
逆に背中を反りすぎてしまうのもNGですのでお気を付けください。
アドレスの基本4:重心を足の真ん中にする
アドレスの4つ目のポイントは重心を足の真ん中にすることです。
重心の位置がつまさきやかかとに寄っていると、スイング中の体のバランスが悪くスイングにブレが生じます。
しっかりと両足の真ん中部分で立てていることを確認しましょう。
親指付け根ふきんの母指球で立つという人もいますが、筆者はそれをするとつま先体重になりやすいと感じたためオススメしません。
アドレスの基本5:手の位置は力を抜いて自然に来るところで構える
アドレスのポイントの5つ目は手の位置についてです。
手の位置は前傾姿勢をとったあと、肩や腕の力をだらーんと抜いて自然に来る位置で構えます。
この位置がいい理由は、ボールにインパクトする瞬間に腕が自然に返ってくる位置だからです。
体の回転運動に対して、腕が振り子のように振られるのが理想のスイングになります。
そのためインパクトでは、振り子運動によって腕の力を抜いて自然に来る位置にもどってくるわけです。
アドレスの時点で手の位置をインパクトで来る位置で構え、ボール位置にクラブを合わせておくことで、ボールにミートしやすくすることが出来ます。
アドレスの基本6:左腕をのばし、右腕を軽く曲げるセットアップ
アドレスのポイント6つ目は、「左腕を伸ばし、右腕を軽く曲げるセットアップ」です。
上の写真のように右腕を軽く曲げて構えます。(左打ちは逆になります。)
左腕と右腕の間に、クラブのシャフト部分が通るすき間があるくらいであればOKです。
右腕を軽く曲げる理由は、インパクトの瞬間にボールへ力が加わりやすくなるからです。
右腕を伸ばしたままパンチをすることを考えてみてください。
全く力が伝わらないと想像できると思います。
パンチするときと同様で、ゴルフのショットも右腕を曲げた状態で当てることで強い力が加わるので、アドレスから右腕を軽く曲げておくことは非常に重要です。
アドレスの基本7:ハンドファーストに構える
アドレスのポイント7つ目は、ハンドファーストに構えることです。
ハンドファーストとは、上の写真のように手の位置をやや股関節の左寄りに構えることです。(左打ちは逆になります。)
ここでポイントとしては、単純に手の位置を左側に持って行ってはいけません。
ポイント6でご紹介した「軽く右腕を曲げる状態」で、左手の下に右手をもってくると、右肩が下がり自然に手は股関節の左側に来ているはずです。
自然な状態でハンドファーストになっていることを確認してください
ハンドファーストにする理由は、クラブのヘッド部分であるフェースの面を立ててボールに当てるためです。
クラブのフェース面が立つことでボールに対して前に飛ばす力が働き、適切に飛ばしていくことが出来ます。
アドレスの基本8:ボール位置は体の真ん中から左わきの間
アドレスのポイント8つ目は、ボール位置についてです。
ボール位置はすべて体の真ん中から左わきの前の範囲に置きます。
クラブの長さが長いほど、左側にボールを置くようにしましょう。
筆者が現在採用しているボール位置は以下の通りです。
- ドライバー:左わきの前
- ウッド:心臓の前
- ユーティリティ:心臓よりボール半個ぶん右寄り
- 5I~7I:体の真ん中よりボール半個ぶん左寄り
- 8I~ウェッジ:体の真ん中の前
あくまで筆者の例ですので、自分が打っていく中で微調整していくことが大事です。
- アイアン~ウェッジはクラブヘッドが地面を通過する位置に置くようにしましょう。
- ドライバーやウッド、ユーティリティは、クラブヘッドが地面を通過する位置のやや左側に置きましょう。
理由は、以下の通りです。
- アイアンはダウンブローと呼ばれる、ボールに対してクラブヘッドを上から下の軌道で入れる必要がある
- ウッド系はアッパーブローと呼ばれる、クラブヘッドが最下点よりも上がっていく軌道でボールにインパクトするのが理想
これらの軌道はスイングで意識するのではなく、ボール位置で調整するのがよいのでよく確認するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はゴルフの基本であるアドレスの構え方のポイント8点を解説しました。
スイングをどれだけ治そうとしても上手く行かないときは、アドレスに問題がある場合が多いです。
このポイントをすべて正しく抑えることが出来れば、正しいアドレスが取れていると言えますので、定期的に自分のアドレスを撮影して確認するようにしましょう。
↓ 確実に100切りを目指すかたは、筆者の経験から初心者が100切りを達成するまでのロードマップを10ステップにまとめましたので、ぜひご参考にしてください!
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